ノイシュヴァンシュタイン城

Schloss Neuschwanstein
18歳の若さで国王となったルートヴィヒ2世の白亜の城。しかしそこに住んだのはたったの102日間
だったという。1869年から建設が始まり、細部にわたってルートヴィヒの意見が下された。部屋の壁画
は、ルートヴィヒが敬愛したワーグナーの作品をモチーフとした中世伝説で統一されている。居間の壁画は
「ローエングリーン」がテーマ。ヘッケルとハウシルトの作品である。寝室にあるベッドの天蓋は細かな彫
刻が施された樫の木で造られている。お気に入りのロイヤルブルーとゴールドが、ベッドカバーやカーテン
などに用いられている。壁の絵は「トリスタンとイゾルデ」の場面を描いたものだ。
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早朝より、身支度をしてバスに乗り込んだ。有名な、ノイシュバンシュタイン城へ向かった。途中の車内
で、現地添乗員の説明を聞きながら、美しい景色や住民の生活も見ることができた。いよいよ遠い山の向こ
うに、城が見えてきた。到着した場所は、ノイシュバンシュタイン城の麓にある駐車場であった。まだ早い
時間なのに、相当な数のバスが駐車されていた。これで早出の理由がやっと、理解できた。すぐ目の前にも
立派な城
が有り、その近くに、ノイシュバンシュタイン城へ登る専用車両乗り場があった。途中、馬車に乗
って登り降りしている人も、見かけた。城壁内に入ると、国別の順番待ちがあり、国旗の下で皆が列を作っ
て待った。館内は、撮影禁止であったが、各国の団体には、それぞれの言語による案内放送が、進行に合わ
せて流れていた。隣接するレストランで、食事を摂った時も、メニューに日本語の表示があった。ここには
、両替機つきの有料トイレが在ったので、向学心から利用したが、勿論!流石にピカピカ。次ページへ・・
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