移動途中の出来事

ローテンブルク〜ミュンヘンの途中で、昼食に寄った小さな町。駐車場から徒歩で、レストランへと向かっ
た。ビールを飲みながら食事をしていると、店の奥にいた中年の夫婦がなにやら、小さなグラスで乾杯をして
いるので、「何?飲んでるの」と尋ねた。「ウォッカ」という返事。関さんが、注文をすると、グラスが2個
テーブルに運ばれてきた。舌が「ピリリ!」アルコール何度?。夫婦は「にっこり」笑って、「こういう風に
飲むんだよ」と言わんばかりに、もう一杯。完敗!?
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高速道路のパーキングにあった、カフェで休憩。杉浦夫人が「ウィンナコーヒー」というので、私もおつき
あい。飲み終わって席を立とうとすると、カウンターに洒落たカップが置かれた。何と「おまけ?」でした。
ものすごく得した気分で、お土産に持ち帰りました。
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トイレは、高速道路のパーキングでも有料で、50ペニヒ(約38円)徴収されます。管理者が手に釣り銭
を持って立っていて、きちんと支払っているか、目を凝らしています。「私がピカピカに掃除しているんだよ
」と、自信をもってやっているそうですから、有料は当然かも?。
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ウィーン市内を散策した時に、見かけた風景の中には、いろいろ変った物も有りました。なかでもシェーン
ブルン宮殿近くにあった、「有料の体重計?」5オーストリア・シリング(約58円)にはびっくり、当時1
00Kg超だった私が量っても、余裕でした。世界の「マクドナルド」でさえ、この街では、町並みに溶け込
んだ店構えをしていた。路面電車の電源ケーブルや街灯は、ワイヤーによって、つり下げられているためか、
電柱が少ないようにも思えた。看板類は、ドイツと比較すると規制が緩いようだった。地下鉄は「きっぷ」の
自販機があるだけで、検札も改札も無い。次ページへ・・・表紙に戻る
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