ウィーンから西へ約300Km、ドイツ国境に近いザルツブルクは、塩の城を意味する名前の通り古くから
の塩の産地として栄えた。ドイツとフランスを結ぶ交通路としてとしても発達し、早くからローマ文化の影響
を受けていたことから”北のローマ”ともいわれる。大司教の城下町として発展した街並みには、現在でも当
時の繁栄を物語る数々の城や教会が残されている。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 <モーッアルトの生家>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ゲトライデ通りの9番地にある黄色い建物でいつも混んでいる。神童モーッアルトはこの3階で生まれ、17
歳まで過ごした。現在は記念館となっていて、少年時代に使ったヴァイオリンや父レオポルトと交わした手紙
などが展示されている。クラヴィコードとピアノは、モーッアルトファン必見。・・・・・・・・・・・・・

 当日は、夕方到着。明るい内に、大通り〜ミラベル庭園を通り抜けて、ザルツァッハ川を渡り、モーッアル
トの生家
へ向かった。狭い階段を上り下りして、内部を見て回った。この生家がある、ゲトライデ通りは、ザ
ルツブルク屈指の賑やかな通りで、通りの両側には有名商店が並び、店の軒には店のシンボルをかたどった鉄
細工の看板が吊り下げられていた。観光後は、ゲトライデ通りにあったイタリアン・レストランで、地ビール
を2〜3種類味わうとともに、夕食も済ませた。この後、今宵の宿である、ホリディ・イン・ピッターへ向か
ったが、あたりは暗い事もあり見事に迷子になってしまった?。次ページへ・・・表紙に戻る・・・・・・・